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DX関連で評価されている会社とは?職種とは?

DXで評価されている会社とは?

DX銘柄とは、経済産業省が東京証券取引所に上場している企業の中から、「デジタルトランスフォーメーション(DX)」に取り組む企業を、「デジタルトランスフォーメーション銘柄(DX銘柄)」として選定しています。

これは、2015年から過去5回実施してきた「攻めのIT経営銘柄」をDXに焦点を当てる形で「DX銘柄」に改めることで、日本企業に対してDXを積極的に推進させる役目を担ったものと言えましょう。

2021年に関してはDX銘柄選定企業28社の内、特に優れた取組を行った企業として日立製作所とSREホールディングスが選ばれました。両社においては、ROEのスコアが一定基準以上であり、かつDXに関して積極的に取り組んだことが評価されました。デジタル技術を取り入れることで、経営戦略の見直しを図り企業価値の向上に成功しています。

(参考)https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/investment/keiei_meigara/keiei_meigara.html

(参考)https://www.meti.go.jp/press/2021/06/20210607003/20210607003.html

(参考)https://www.meti.go.jp/press/2021/06/20210607003/20210607003.html

DX推進が成功している企業の特徴

DXを推進している企業はたくさんありますが、成功しているのはどのような企業なのでしょう。

戦略やビジョンを明確にしている

まずは、戦略やビジョンを明確にしていることです。DX推進においては、新しい技術やITシステムを取り入れるために、それに対応した組織体制を作る必要があります。新技術を取り入れるのは容易ではなく、導入後はうまく作用するのか、社員が取り扱えるのかなど戦略が必要です。

また、ただ導入するだけでなく、なぜ導入するのか具体的なメリットや、費用面での対策やメリットなどのビジョンも明らかでなくてはなりません。ビジョンが明確であることで、DX推進の効果が目に見えてくるでしょう。

自社のコア技術と市場のニーズを結びつける

まずは、自社の技術を見直し、あらためて強みと弱みを把握することです。また、自社の技術は市場のニーズと結びついているのかを確認します。いくら優れた技術を持っていたとしても、市場のニーズと結びついていなければ意味がありません。

市場のニーズと結びついていない場合は、どうすれば自社の技術を活かせるのか、市場のニーズと結びつく方法を考えましょう。

変革を実現する企業文化

社内にはIT化や新しいシステムの導入を苦手とする人もいます。特にITがあまり得意ではない世代からすれば、扱いにくいと感じるでしょう。

社内で働く人が納得していないままシステムを取り入れてもあまり意味がないため、まずは変革を実現するような企業文化を創りださなくてはなりません。組織に必要な情報を共有する、対話をして相互理解を深めるなどが挙げられます。

また、変革を実現させる為には、DX人材は不可欠であり、DX人材がいなければDXの推進はできません。DX人材については次の段落で述べたいと思います。

(参考)https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00577/100800016/

(参考)https://www.pasonatech.co.jp/workstyle/column/detail.html?p=2699

DX人材

次に、DXを実現するうえで欠かせないDX人材について業種6つを紹介します。

プロデューサー

まずは、プロデューサーです。プロデューサーはDXやデジタルビジネスの実現を主導するリーダー格の人材です。プロデューサーの役割は、顧客やパートナーと良好な関係を築き、イノベーションの創出から事業化までのプロセスを一貫して行います。

また、ビジネスやマネジメント力が必要となり、外部環境を把握したり、組織の牽引力も必要となります。

ビジネスデザイナー

ビジネスデザイナーはDXビジネスの企画や立案、推進などを行う人材です。主にマーケットや顧客のニーズを読み取り、ビジネスやサービスを発想して企画を構築します。

企画の構築力ではアイデアやコンセプトの分析、組み合わせ、図解、説明などを用いて、魅力のある企画に仕上げます。

アーキテクト

アーキテクトはDXビジネスのシステムを実際に設計できる人材です。ビジネス及びIT上の課題を分析し、ソリューションを構成してシステム化用件として再構築します。

アーキテクトでは、アーキテクチャ設計、設計技法、標準化と再利用、コンサルティングの能力などが必要となります。

データサイエンティスト・AIエンジニア

データサイエンスとAIエンジニアは、名前の通りDXに関するデジタル技術やデータ解析に精通している人材をいいます。ビジネス力やデータサイエンス力、データエンジニアリング力が必要となります。

UX・UIデザイナー

UX・UIデザイナーはDXやデジタルビジネスに関するユーザ向けのデザインを構築する人材です。UXデザイナーに必要とされているスキルは、UIデザイナーやWebデザイナーに求められているスキルと同じとされています。

エンジニア・プログラマー

エンジニアやプログラマーは、デジタルシステムの構築や、インフラ構築などを担う人材です。プロジェクトマネジメント力やエンジニアリング力、設計技術などが必要となります。

(参考)https://ainow.ai/2020/11/12/247319/

(参考)https://iotnews.jp/archives/173305/amp

 

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