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ノーコードを使ったDXでキャリアアップする具体的な方法【事例あり】

ノーコードはプログラミングをおこなわずにアプリやWeb開発ができるツールです。

また、ノーコードによる業務効率化も可能なので、エンジニアやプログラマーでなくてもデジタル化を実現できる魅力があります。

そのため、ITに触れたことがない方でもノーコードを使って社内のDX化を実現できるのです。

ノーコードが社内DX化でキャリアアップするのにおすすめな理由

ノーコードは社内DXをするうえで効果的なツールです。

現在ではノーコードの進化も目覚しく、ノーコード開発によるDXの事例も増えています。

また、社内DXの実績を積んでいくことでDX人材としての価値も上がるのでキャリアアップも可能です。

キャリアアップにおすすめな具対的な主な理由は以下の3つが挙げられます。

  1. 現場の課題や改善策を考えやすい
  2. 就業時間での開発も可能
  3. ビジュアルでの提案ができる

それぞれ解説していきます。

(参考:日本経済新聞「日本MS、ノーコードで顧客のDXを支援」)

(参考:NoCode Japan News「【DXとノーコード】大企業におけるノーコードツール活用のアプローチ。DXを加速させるノーコードの威力とは」)

理由①:現場の課題や改善策を考えやすい

外部のDXコンサルティングよりも社内に勤務している社員の方が、現場の課題や改善策を考えやすいメリットがあります。

国内では、IT人材やDX人材を外部から招聘するのが主流ですが、海外では自社で開発の内製化がトレンドです。

その流れに乗るように、2020年10月からは日本マイクロソフトもソフト開発を内製化すべき時期であるとして、顧客が自らノーコード開発できるよう支援を開始しました。

これから国内でも、DX化の流れは自社でおこなうのが主流になるかもしれません。

(参考:日本経済新聞「日本MS、ノーコードで顧客のDXを支援」)

理由②:就業時間での開発も可能

ノーコードツールは急速に技術進歩しており、現在では個人でも社内DXを実現できるほどにまでなりました。

ノーコードを使わずに開発を進めると、複数の人数で数ヶ月かけなければいけません。

しかし、ノーコードツールにより個人でも数時間で開発が可能になったため、勤務中にアプリや業務効率化のシステムを開発可能です。

特にGlideやZapierなどのツールはIT知識が全くない方でも数時間での開発が可能なほど簡単に扱えるノーコードですので、初心者の方は扱ってみるのがおすすめです。

(参考:株式会社ファンリピート運営「BOLT」「Glideが企業のDXで活用される理由とは?特徴と事例から解説」)

理由③:ビジュアルでの提案ができる

プログラミングでの開発だと開発自体に多くの時間が必要になるため、経営者へも事業企画書など提案書でしか提案ができません。

しかし、ノーコードであれば時間もかからず個人で開発できるため、すでに開発したアプリやシステムをビジュアルで提案することができます。

また、導入提案自体も容易になるのもメリットです。

開発費が必要ないため、ほぼ費用がかからない状態で開発システムの仮説検証と分析、改善を試運転できます。

そこで実績を積むと社内での信頼を得られ、DX人材としてのキャリアアップも見えてくるでしょう。

また、提案を続けることでDX計画を立案できるようにもなるため、積極的な提案をしていくのがおすすめです。

(参考:NoCode Japan News「【DXとノーコード】大企業におけるノーコードツール活用のアプローチ。DXを加速させるノーコードの威力とは」)

(参考:PRTIMES「日本で初めてノーコードアプリを買収した企業が見たノーコードの未来|日本初のノーコードサミットに『NoCode Dash』が登壇|株式会社For A-career」)

社内DX化をノーコードで進めた事例3選

実際にノーコードで社内DXを実現させた3つの事例を紹介します。

京セラ株式会社が1日で作成した棚卸アプリで効率化

大手エレクトロニクスメーカーの京セラは、これまで約40万点ほどの倉庫管理を紙でおこなっていました。

受け渡しに時間がかかるなど、改善の余地があるとしてテクノロジーの導入を検討していましたが、初期の導入コストが大きな課題です。

そこで、ノーコードツールでのアプリ開発を選んだことで、コストをかけず、さらに制作期間1日で問題を解決しています。

(参考:Platio「京セラ、現場で作った棚卸アプリで巨大倉庫の在庫管理をスマート化」)

オンライン内見を可能にした不動産のDX化

ノーコードツール「Bubble」を使って、不動産のオンライン内見を実現させた事例です。

Bubbleはノーコードのなかでも特に外部連携の種類が豊富なツールなため、ほとんどのシステムを実現できると言われています。

IT関連に疎い不動産業界でのDX事例として、開発者の方の記事も大きな反響がありました。

Bubbleはもっとも開発に使われるノーコードツールですが、初心者には少々難しく感じる方もいますので、まずは扱いやすいGlideやZapierなどから始めてはいかがでしょうか。

(参考:note:「bubble開発案件が完了!不動産業界のDX事例を紹介します!」)

保育園の検索を簡単にしたアプリを開発したDX化

この記事の執筆者が実際に開発した保育園検索アプリを使ったDX事例です。

保育園業界もIT化やデジタル化が遅れている業界のひとつで、これまで保育園を検索するにも手段の少ない現状がありました。

忙しい子育て世代の方がもっと簡単に保育園を検索できるきっかけとなるようにGlideで開発したのが、食べログのようなマップ検索アプリです。

以下、実際のアプリのデモ版です。

ikumon 一時預かり・病児保育検索アプリ

マップ検索できるので近隣にどのような保育園があるのか、病児保育や一時預かりが必要になった際に対応してくれる保育園はどこかを簡単に検索できるようになりました。

ノーコードは、短い期間でユーザーの悩みを解決できるアプリ制作を可能にするのです。

ノーコードを使ったDXでキャリアアップを目指そう

ノーコードは現在も急成長しています。

これからもノーコード開発の需要は増加し続け、ノーコードでのDX化の事例も増えるでしょう。

今のうちから、社内での問題点や課題をノーコードで解決できるようになれば、DX人材としてキャリアアップも可能です。

また、DX人材そのものの市場価値も伸びてくるため、転職や独立も可能となるでしょう。

ぜひ、ノーコードを活用してDXを実現させキャリアアップを目指しましょう!

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